結論から書くと続ける思考、時間のデザインこの2冊の本は近年稀に見る良書。
本の内容はもちろん、著書の井上新八さんの生き方に憧れる人は山ほどいると思います。
以前、サンクチュアリ出版の公式noteで「一人で年間200冊! ブックデザイナー井上新八の過密をきわめる鬼ルーティン24時間」という記事を読んだことがきっかけで井上新八さんのことを知りました。
ぼくも同じフリーランスとして、自宅で1人で仕事をすることや時間の使い方に悩んでいた時期だったので、井上新八さんの鬼ルーティンに衝撃を受けたのを覚えています。
そんな井上新八さんの本の話。
続ける思考は何かを習慣化したいなら必読

2023年11月25日に出版された「続ける思考」
著者の20年以上の実体験から「続けること」について書かれている本。
世の中にはたくさんの習慣についての本があって全部読んだわけじゃないけど、習慣を身につけたいならこの「続ける思考」が1番わかりやすいと断言してもいい。
無駄だと思えることも続けていい
この本からもらった気づきはたくさんあるけど「無駄だと思えることも続けていい」という部分はとくにハッとしました。
大人になるにつれて、仕事以外の時間は何をしていても無駄なんじゃないかという一種の呪いみたいなものにかかっていたような気がします。
大好きなゲームや映画もどこか集中できない。
こんなことをやっている暇があったら自己成長のために時間を使わないといけないんじゃないか。という罪悪感をいつもどこかに抱えていました。
だけど、著者の井上新八さんは言います。
全部やってもいいと。全部できると。そして毎日全部やっていると。
どうぶつの森のララミーの写真を集めているという一文には本当に救われた。
この本に出会えたおかげで、ぼくは罪悪感を捨ててまたゲームや映画を楽しめるようになったのでした。
ハードルを低くしてルーティン化する
ぼくはこの本の影響でルーティンをつくり、その中にお昼休みに外に出るというのがあるんですが、いつの間にか現時点で2025年はトータルで34.3kmジョギングしてました。

ジョギングするぞ!だと続かなかったと思いますが、とりあえず外の空気を吸う、気分が乗ったら散歩、ウォーキングするくらいのハードルで始めたのですが、いつの間にかジョギングしていました。
続けてみないとわからないのが面白いところ。
全部やるための時間のデザイン

そして2025年1月15日に出版された「時間のデザイン」
続けるために時間をどうデザインしていくかについて書かれている本。前作を読んだ人なら合わせて読みたい1冊。
「やらないといけないこと」に追われて「やりたいことができない」という悩みを解決するヒントが書かれていて、実際著者の井上新八さんは鬼ルーティンを続けながらこの本を書き上げているので説得力があります。
できることに目をむける大切さ
やらないといけないことが多すぎて時間がない。これはよくあることですが、そんな中でもできることに目をむけると思ったよりいろんなことができる。
実際にやるかやらないかの違いで、1日10分でも5分でも小さく積み上げていけば長期的に見るとこの差はとても大きい。
1日1回スクワットしたら1年で365回したことになりますからね。
仏教や哲学でも無い物にフォーカスせず、ある物にフォーカスするという考え方があるので、それをわかりやすく体現しているのが面白いです。
仕事は期待せず圧倒的な量をこなす
フリーランスとして働くぼくにとって、とくに響いたのは「はじめから期待しない」や「たくさんやる」といった仕事のことに対しての章。
この辺りには共感しかなくてウンウン頷きながら読み進めました。
デザインコンペなんて何度心を折られたかわかりません。
それも期待せず圧倒的な量をこなすことが自分を守る手段だったと今ならわかります。
「続ける思考」「時間のデザイン」の話まとめ
人生を変えたいなら、今まで続けてこなかったことを続けるしかないとなんとなくわかったつもりでいましたが、この2冊はその考えを確信に変えてくれました。
ダイエットや筋トレ、貯金、仕事のこと。人が悩みがちなことって結局「続ける」ことでしか変えられない。
だけど続かない。その続かないことを続くようにルーティンをつくる。習慣にする。人生が変わる。
いろんなことが便利になったけど面倒くさくもなった今の世の中で、自分らしく生きるヒントが書かれている本でした。
もうちょっと書きたくなったこと
ぼくは独学でオリジナルTシャツ販売やクラウドソーシングを利用してデザインでお金をもらうようになったので、同じように独学でブックデザイナーとして活躍している井上新八さんの生き方に妙に感銘を受けました。
どちらの本も多くの人が手にとって読んでいる本だと思いますが、とくにフリーランスや自営業、独学で副業を始めた人におすすめです。
毎日、心も身体も忙しくしている人に刺さるはず。